窓や壁の汚れ防止
プラチナチタン触媒は、太陽光のエネルギーを利用した触媒効果で、空気中の排気ガスなどの有機化合物の成分を水や二酸化炭素に変化させ、窓や壁の汚れを分解除去し綺麗に保ちます。
01/ プラチナチタン触媒の原理
プラチナは自分自身は変化しないで他の物を反応させる不思議な力があり、これを「触媒効果」と呼んでいます。
現在、プラチナは車の排気ガスの浄化用として使用され、排気ガスの有害物質(NOx、CO、HC)を、無害な物質(N2「窒素」、H2O「水」、CO2「二酸化炭素)に変化させ、浄化します。浄化率は新品で90%と言われています。
このプラチナを応用し、二酸化チタンと配合し、太陽光(紫外線)を当てることで効果の効率をさらに向上させ、窓や壁に付着する汚れなどの有機化合物を分解して、水や二酸化炭素に変える技術が「プラチナチタン触媒」です。
エアープロットGは、窓に塗るコーティング剤であり、乾いた後は無色透明になりガラス化します。
エアープロットABは、壁やタイルに施工可能な吹付けタイプです。
02/ エアープロット製品の特長
①触媒効果により、汚れ自体を分解するため水で流す必要がありません。
②太陽光のエネルギーを使用するため、環境にやさしい塗料です。
③耐久性が高いので、塗り替えに掛けるコストを削減できます。
④シックハウスの原因となる有機化合物の有害物質(ホルムアルデヒド)の分解効果を国から認定されているため、安心してお使いいただけます。(国土交通大臣認定居室)
⑤エアープロットABを使用すれば、外壁、タイル、コンクリートなど様々な場所にコーティングできます。
03/ プラチナチタン触媒のしくみ
①窓ガラスの外面や外壁(以下窓ガラス)にプラチナチタン触媒をコーティング
②窓ガラスに汚れが付着
③プラチナ触媒が汚れの分子を分解。原子の状態になり、プラチナ触媒に吸着します。
④チタン触媒が太陽光のエネルギーを利用して空気中の酸素を分解し、プラチナ触媒に吸着していた原子を結合させます。(酸化)
⑤酸化したものは水や二酸化炭素になり、空気中に戻ります。
※エアープロットでは無機化合物(砂・塩素・硫黄・カルシウムなど)は分解することが出来ません。
窓ガラスの仕組み
外壁の仕組み
テントの防汚試験
施工事例を一部ご紹介
NOx除去性能試験
調査目的
エアープロット塗布が質素酸化物(NOx)へ及ぼす影響を確認するために、エアープロット塗布前と塗布後におけるNOxの除去量を測定した。
測定条件および測定方法
ファインセラミックス‐光触媒材料の空気浄化性能試験方法‐
第1部:窒素酸化物の除去性能(JIS R 1701-1)に基づく試験
試験材料:エアープロットAB(プラチナチタン触媒)
試験片の材質:コンクリートブロック材
試験機関
財団法人 関西環境管理技術センター
測定結果
NO除去量は他社製品と比較して約9倍。
NOx除去量は約4倍という結果となりました。