PM2.5から身を守る!
近年、中国から黄砂と共にやってくるPM2.5。
深刻な大気汚染として健康への影響が心配されています。
そこで、PM2.5とは何なのか、健康にどんな影響を及ぼすのか、そして、PM2.5の影響を防ぐために、ご家庭でできる対策をご紹介します。
01/ PM2.5とは?
PM2.5とは、大気中に浮遊している直径2.5μm(マイクロメートル)
「1μm=1mm(ミリメートル)の1,000分の1」以下のとても小さな粒子です。
PMとは「Particulate Matter(粒子状物質)」の頭文字をとったもので、工場や自動車、船舶、航空機、タバコ、ストーブなどから排出された煤煙(ばいえん)、粉塵(ふんじん)、硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染の原因となる物質のことです。
02/ 健康にどんな影響があるの?
PM2.5は粒子が非常に小さいため、肺の奥深くまで入り込みやすく、喘息(ぜんそく)や気管支炎などの呼吸器系の病気を持つ人、特にお年寄りや子どもなどは影響を受けやすいと考えられています。
また、PM2.5の中にはホルムアルデヒド(HCHO)も含まれており、ガンの発生原因にもなるといわれています。
例年3月から5月にかけて濃度が上昇するする傾向が見られます。
03/ ご家庭でできるPM2.5の対策方法とは?
一般的には不必要な外出は出来るだけ控えて、洗濯物を室内干しにし、換気や窓の開閉を必要最小限にすると言われています。
また、空気清浄機を使用し、掃除機をこまめにかける等も言われていますが、PM2.5は先述のように、非常に小さな粒子ですので、空気清浄機などのフィルターを通り抜けてしまいます。
では、部屋に侵入したPM2.5はどうしたらよいか…
プラチナチタン触媒を窓ガラスにコーティングして、PM2.5を分解し無害化する方法です!
04/ エアープロットの効果
プラチナチタン触媒は排気ガスなどの有害物質(NOx、SO2)や、シックハウスなどのPM2.5に含まれる有害物質を分解し、無害な物質(N2、H2O、CO2)に変えることができます。
このようにプラチナチタン触媒を窓ガラスに塗ることで、空気中のPM2.5の濃度を低減させることができます。
実際に、PM2.5の大気汚染が深刻な中国にて実験を行いました。
2015年4月中国の北京にて、窓ガラスにプラチナチタン触媒をコーティングし、コーティング前とコーティング24時間後のPM2.5の濃度を測定した結果、PM2.5が84%除去されていることが確認されました。